No.365

#喘ぎ
嫌だな~って毎回思うのが、ふと冷静になって「なんつう漫画描いてんだ…」って気づくときに『恥ずかしいアラサー!ww』より先に『でもその漫画をここまで文句言わず応援してくれてる狂人達が「なんつう漫画読んでんのww」って他人にバカにされたときに「いやでもこの人絵は上手いから」って誇れるくらいの腕なら良かったな』と 思っちゃうこと
これは今までどんなにトーキンさん上手いですよ!大丈夫!って声をかけてくれる人がいても、twitterとかpixiv見渡して漠然とずっと抱いてるものなんだよな

なんかさ、漫画描くときって「伝えたいことがある人」より「フェチとか強みがある人」が結局良い描き手だと思うんだよな 作者の絵がとある方向に突出した上手さがあるとか、ストーリーがめっちゃ下品だったり作者がめっちゃ頭良いとかね、歴史に詳しいとか、そういうのちょっと無いもんな

んでこういう考えとかを人の見えるところに書いちゃうと「かまちょですか?」案件じゃん、う~~~~んこの思いを慰めてほしい変えてほしい労わってほしいって気持ちじゃなくて知っといてほしくて書いちゃうんだよな
真剣な描き方を装って、今まできっと見せかけの努力をして、基本的に読者をバカにしている、騙している、そういう気持ちが元々根底にあったからずっと申し訳なさがある
悪い創作者なんだな~って知っておいてほしいって気持ちがある 嬉しいよ!本にして下さいとか毎月楽しみにしてますとか言われるの
でもストーリー上シナリオ上多分読み手をめっちゃ傷つける日が来ると思う、『そこの描き方変えたらいいじゃん』って話にはできない、私が私のために描いているものだもん、そこを譲ったら死ぬ(だからずっと感謝しつつ申し訳ない気持ちを抱えつつ炎上に怯えている)

考えたこと